令和7年度 みつみ福祉会 事業方針
共生の理念のもと、事業の安定と効率的な運営、ご利用者の権利擁護とサービスの質の向上、地域における公益的な取り組み、職員確保と育成・定着、健全な財務活動を推進します。特に、令和7年度は以下の項目について新たな取り組みを開始します。
(1)山南地域での放課後等デイサービスの運営についての研究
現在春日学園で行っている「カラフル」の専門性向上と併せて、山南の「認定こども園みつみ」の園児の急激な減により、2棟ある園舎(旧保育園舎及び旧幼稚園舎)のうち、幼稚園舎が遊休施設となる可能性があり、その利用について山南地域で放課後等デイサービスの運営を行うための研究を行うものです。7年度は実施計画を立てます。
(2)地域貢献活動の強化(相談機能の充実と福祉資源の掘り起こし)
丹波市の基幹相談機能の充実を図ることにより、障がい者自立支援協議会(丹波市では障がい者施策推進協議会)の運営業務(専門部会・相談支援事業所連絡会)を担っていけるよう関係機関と協議・準備を進めていきます。また協議会内で抽出された地域課題の解決・改善に向けた取組として福祉プランに掲げられている内容を推進し、障がいのある人が安心して生活できる地域づくりに取り組むものです。相談支援専門員を増員します。
(3)感染防止対策の充実(感染管理認定看護師による研修及び現地教育)
新型コロナウイスは、5類となりましたが、施設でまん延した場合には、利用者、職員共に非常に大きなダメージを受けているのが現状です。新型コロナウイルスをはじめとする感染性疾患の蔓延を防止する観点から「感染管理認定看護師」による研修と事業所への巡回指導を依頼して現場での感染防止基礎知識の理解と実践の充実を図ろうとするものです。
(4)外国人労働者の雇用(兵庫事業所での受け入れ)
令和6年度に三愛荘でインドネシアから2名の技能実習生、ききょうの杜で特定技能の在留資格を有するフィリピン籍の2名をうけいれました。兵庫側においても2事業所の受け入れルートを参考にして障害者支援施設での受け入れを計画するものです。
(5)相談支援従事者・サービス管理責任者等の教育機会の充実
相談支援専門員の役割、サービス管理責任者・児童発達支援管理責任者の役割について共に学びながら、専門性を高め、相談者が望まれるサービスの提供に努め、みつみ福祉会のサービスの向上をめざすものです。現場職員の意見により、職員の自発的な研修を支援するものです。